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未経験プログラマーの転職に資格は不要!【現役エンジニアが失敗しない転職を解説】

こんな方におすすめ

  • プログラマーへ転職を考えているけど、資格を取った方がいいのかな?

今回はこちらの疑問に答えていきます。

結論:資格取得は時間の無駄なので要りません。

理由を解説していきます。

本記事の内容

  • 未経験からの転職であれば要らない理由
  • 資格よりポートフォリオや成果物の方が評価される
  • 現職の定型業務をプログラミングで自動化して実績を作ると面接で話しやすい

筆者のプロフィール

  • 文系大学卒業後、専門商社へ入社
  • 将来性のあるITエンジニアに興味を持ち、4ヶ月独学して開発エンジニアとして転職
  • 現在はWEB系開発のプロジェクトリーダー

 

未経験からの転職であれば要らない理由

未経験からの転職であれば要らない理由

一般的に未経験からプログラマーに転職する際に取得をオススメされている資格は以下です。

  • IPA基本情報技術者試験
  • Oracle Certified Java Programmer
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験

コスパが悪い

これらの資格は正直、プログラマーとして有利に働く資格ではありません。

いずれの資格も「勉強したんだね」っていうレベルで、「プログラマーとしての技術を担保」できるほどではありません。

資格取得のために時間・お金を割いて努力をしなければいけませんが取得したところで、評価は低いので非常にコスパが悪いと言えます。

勉強するのに意味が無いわけではない

かと言って全く不要な知識であるかと言えば話は別です。

特に「IPA基本情報技術者試験」は特定のプログラミング言語に依存しないハードウェアやソフトウェアの仕組みに関する基礎を習得できるので、開いた時間に参考書を見ておく程度であればオススメです。

ただ、PCやインターネット一般について「少し勉強したよ」ということを示すための資格なので、持っていても「面接で大きく有利になる資格」ではないです。

わざわざ時間を使って試験対策をしたり、受験料にお金を使う必要はありません。

「取れそうな資格」を取ることに意味はない

未経験からのエンジニアが「転職がてらにサクッと取れそうな資格」に興味を示す面接官はいないと思ってください。

どの資格をもってたら面接で有利になるかというと、「データベーススペシャリスト」とか、その辺の少し難易度が高いものです。

こういった資格を未経験からの転職でもっているとかなり高評価かと思いますが、「素人が取れそうな資格」をもっていても無意味です。

特にITパスポートとかですね。これは小学生とかでも取れるので、時間とお金の無駄です。

資格よりポートフォリオや成果物の方が評価される

プログラマー以外についても言えることですが「資格好きやノウハウコレクター」の人は成長が遅い傾向があります。

プログラマーが成長するたった1つの道は「コードを書くこと」

資格取得は確かに体系的・網羅的に学習ができる点は魅力ですが、資格を何個取ってもコードを書けるようにはなりませんし、何か作れるようにもなりません。

この事実をプログラマーだったら全員知っています。

なので、現場で働いている社員との面接では「しょぼくても良いのでポートフォリオや成果物」を見せた方が評価が高いです。

自分で試行錯誤しながら作った成果物を提出する人に対しては面接官も「入社後も成長が早いだろう」と評価をしてくれるはずです。

自分で考えないと力にならない

プログラミングスキルは自分で考えて悩んだ分だけ成長します。

資格取得は教材に書いてあることを覚えることがメインですし、プロゲートなんかも自分で考えなくても手順通りに進めれば誰でもできてしまいます。

筆者はプログラマーとして転職する前までプロゲートをやり込んでいました。笑

プロゲートは言語の文法を覚えるには最適な教材ですが、どれだけレベル上げをしても自分でアプリを作れるようにはなりません。

インプットしてもアウトプットをしていないので、「自分の力」にはならないんですね。

なんでも良いので自分でアプリを作りきってみることをおすすめします。

「どんなアプリを作って良いかわからない」という方は別の記事で、独学に最適なアプリを紹介しているので、そちらをご覧ください。

意識して欲しいのは「作りきる」ことです。

途中で飽きたり、「なんとなく分かったからもう良いや」はダメです。

デプロイするところまで悩みながらやり遂げると、かなり成長します。

現職の定型業務をプログラミングで自動化して実績を作ると面接で話しやすい

もし余裕があれば、転職前に現職の業務の一部を自動化することをおすすめします。

例えば筆者は、エクセルのVBAを使って月次売り上げ表をボタン1つで出来上がるようにしました。

それまでは毎月2時間くらいかかっていた作業が6秒で終わるようになったので、感動しました。笑

「学んだスキルを現職で活かすことができる人材なんだ」ということが面接官に伝えることができれば最高です。

筆者は未経験から転職するとき、これで面接を無双でした。笑

結果的にSES企業に入社したのに入社後は現場に行かずに自社開発を任されたのでラッキーですね。

VBAは勉強しなくても書ける

もし自分一人でアプリを作りきることができるレベルであれば、何かしらのプログラミング言語は既に習得していると思います。

こういった方であればVBAはプログラミング言語の中でも、かなり簡単な部類になるので特別VBAの勉強をしなくても勘で書けてしまいます。

プログラマーはめっちゃVBAを書く

プログラマーはかなりの頻度でVBAを書きます。

例えば、作成したアプリケーションに対して「安全性や不具合がないこと」を証明するためにテストを行うのですが、どのようなテストを行うか一覧にした資料を「テスト仕様書」と言います。

このテスト仕様書では、ユーザーが行うと予想される操作を漏れなくパターン網羅する必要があるのですが、膨大な量になる時もあるのでいちいち手作業で作ってられないわけです。

そういったときにVBAを使って、面倒な資料作成を自動化するということを頻繁に行います。

他にも、アプリケーションの全画面を自動で移動して画面キャプチャを取って、エビデンス取りを自動化したりもしますね。

プログラミングでサボれる作業はサボるのが、イケてるプログラマーです。

まとめ

未経験からの転職を考えているのであれば、「資格取得などのインプットに費やす時間」より「手を動かすアプトプットの時間」を優先させましょう。

また、転職するなら転職エージェントを使った方が良いです。

おすすめのエージェントのリンク貼っておきますので、よければご覧ください。

プログラミングスクールもあり

プログラミングスクールだと転職までサポートしてくれるので、費用面で気にならなけでば最速でエンジニアへキャリアチェンジできるので検討してみても良いかと思います。

おすすめのスクールについては別記事で紹介しているので気になる方は見てください。

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