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プログラマーに文系も理系も関係ない!【文系未経験エンジニアが解説】

プログラマーに文系も理系も関係ない

悩んでいる人

プログラマーに興味があるけど、「文系未経験からの転職はやめとけ」と聞くし、実際のところどうなんだろ??

このような疑問にお答えしていきます。

当記事を読むと、実際に文系未経験からプログラマーになった人の意見を知ることができます。

本記事の内容

  • 筆者は文系未経験からエンジニアになった
  • 転職してすぐに活躍するのは難しい
  • プログラミングが好きならプログラマーになるべき

 

筆者について

  • 文系大学卒業後、専門商社へ入社
  • 将来性のあるITエンジニアに興味を持ち、4ヶ月独学して開発エンジニアとして転職
  • 現在はWEB系開発のプロジェクトリーダー

 

今回の記事では、文系未経験からプログラマーに転職して、1年後にはプロジェクトリーダーとして開発の指揮を取るようになった筆者の実体験を交えながら、プログラマーに「文系も理系も関係ない」という話をしていきます。

「プログラマーになった後、どうすればいいか?」や「プログラマーへの具体的な転職方法」を紹介しているので、是非最後までお読みください。

【実体験】筆者は文系未経験からエンジニアになった

結論、「文系だからエンジニアは無理」ということはありません。

その証明として、筆者は文系未経験からエンジニアになりました。

「筆者について」で少し記載しましたが、僕が実際どのような経験を経てエンジニアになったか?をもう少しだけ書かせてください。

【大学卒業~プログラミング独学までの経歴】

  • 文系大学卒業後、専門商社へ営業として新卒入社
  • 仕事が忙しすぎて、営業以外の仕事を自動化したいと思いVBAの独学開始
  • 実際に複数の単純業務を自動化
  • 専門商社での仕事より、プログラマーになりたいと思うようになりJavaを独学開始

【プログラミング独学~現在までの経歴】

  • 4ヶ月プログラミングの独学をして、転職活動開始
  • SES企業に内定・入社(理由はオフィスが綺麗だったから)
  • 独学の成果もあり、SES企業だったけど自社開発に参画(ここは運がよかった)
  • 周りのレベルの高さにめっちゃ挫折
  • 寝る時間以外をプログラミングに費やし、開発リーダーまで這い上がる
  • そこからさらに努力して、SES企業から自社開発企業に転職
  • 自社開発企業でWeb系開発のプロジェクトリーダー

ざっとこんな感じです。

一応未経験からエンジニアをスタートしましたが、現在ではプロジェクトを管理する、プロジェクトリーダーという立場で仕事をしているので記事の信頼性は担保できていると思います。

文系・理系で差が生まれるのは新卒だけ

文系・理系で差が開くとすれば「新卒でエンジニアになった場合」のみです。

ですが、これも短期的なもので「最初は少し差があるかもしれないけど、長い目で見ると時間とともに差は0に近づいていく」というのが実態です。

さらに、理系の人でも「コンピューターサイエンス」などエンジニアに特化した学部を出ていない限り、理系の人が特別有利ということもありません。

就職した企業で「文系・理系」で仕事内容が分かれるでしょうか?

AI開発など特殊な仕事をしない限り基本的には同じような仕事をするはずですし、学部によって違う分野の仕事をするのであれば比較する必要もないので、気にするだけ無駄かと思います。

転職だったら「文系・理系」という区分に意味がない

転職者にとっては「文系・理系」と分類すること自体に意味がないです。

理由は簡単で、「気にしなければいけないのは文系・理系という区分ではなく、自分よりプログラマーとしてのキャリアが長い人に追いつけるか?」だからです。

現に筆者も文系未経験からキャリアをスタートさせているし、その他にも大勢の人が文系未経験からプログラマーへの転職を成功させています。

なので、転職組が気にするべきは「文系・理系」ではなく、「先輩達に追いつけるか?」です。

1年あれば、プロジェクトリーダーになることもできる

実体験として、筆者は文系未経験から1年後には自社開発企業でプロジェクトリーダーをしています。

26歳でプロジェクトリーダーをしているので、年上の先輩も管理しています。

しかも、僕が管理している年上の先輩は理系出身の人です。

別に自慢をしているわけではなく、「文系未経験からの転職でも努力次第で先輩を追い越せる」ということをご理解いただければと思います。

エンジニアの世界は単純

エンジニアの世界は単純で以下のような構図が成り立ちます。

努力して結果を出してきた人 > 現状に満足して努力しない人

ぶっちゃけるとエンジニアって「スキルがあれば誰でもいい」というのが事実です。

実際、プロジェクトリーダーは僕にしかできない仕事ではなく、同じ仕事をこなせる人であれば誰でもOKなわけで、できる人がやっているだけですね。

先輩も後輩も関係ないので、努力次第でいくらでも這い上がれます。

転職してすぐに活躍するのは難しい

転職してすぐに活躍するのは難しい

文系・理系という区分は気にする必要はないと言ってきましたが、「転職してすぐに活躍できるか?」というのは話が別です。

どんなことでも同じだと思いますが、成果を出すには「絶え間ない努力と一定の時間」が必要です。

最初の半年くらいは耐えどき

転職したら努力するのは当たり前ですが、「努力がいつ実るのか?」に関しては個人差があります。

僕の考えでは、半年くらいは見ておいた方がいいかと思います。

なぜ「半年なのか?」ということをざっくり説明すると、プログラミング漬けの生活を半年くらい続けると、それくらいを目安に急に成果が出るからです。

わかりやすくいうと、受験と同じイメージですかね。

どれだけ努力してもすぐには点数に反映されず、実際に模試の結果が上がるのは受験の数ヶ月前だったりするのと同じです。

詳細については別記事で解説しているので、気になる方はご覧ください。

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慣れるまでは辛い

筆者が経験したように、プログラミングスキルは時間が経てば習得できます。

これは僕だけでなく、後輩たちも同じなので間違いないです。

ただ、「慣れるまでは辛い」というのも事実です。

プログラマーが辛いと感じたこと

  • 先輩はサクサク実装を進めていくのに、自分は全く手が動かず1日たっても何も成果がない
  • 実装できないから、誰でもできる簡単な作業を任されるので自分の価値がわからなくなる
  • 他人が書いたソースコードを理解できない

これらは「慣れるまで絶対に感じること」だと思いますので、慣れるまでの半年くらいは耐えるしかないです。

「他人が書いたソースコードを理解できない」については解決できるテクニックがあって、別記事で紹介しているので気になる方はご覧ください。

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ですが、基本的には「未経験業種からキャリアをスタートさせる」という立場なので、仕事に慣れるまでの期間は辛い思いをするという覚悟をしておいた方がいいです。

プログラミングが好きならプログラマーになるべき

プログラミングが好きならプログラマーになるべき

結論、プログラミングが好きならプログラマーになるべきです。

ここまで下記のことを話してきました

  • 文系、理系という区分が関係あるのは新卒だけ
  • 転職組は、「先輩に追いつく」を目標に、まずは半年努力すること
  • どれだけ頑張っても仕事に慣れるまでは辛い時期が続く

 

筆者の僕も、プログラマーになったばかりの頃は辛いと感じることもありましたが、今では「プログラマーにキャリアを変更してよかったな」と感じています。

転職したいと考える人は悩みを抱えている

転職しようと考えている人は「何かしらの悩み」があると思います。

例えば以下でしょうか。

  • 今の仕事に将来性を感じない
  • 人間関係がうまくいかない
  • 仕事が好きになれない
  • 残業が多い

これらに当てはまならなくても以下のように考える人が多いはずです。

現職に何かしらの悩み・不満があって、それを解決したいから転職したい

 

上記のように考えた時に、将来性の高い「IT人材」という選択肢が出てきたのでないでしょうか?

このように考えた人で「まだ、プログラミングをやったことがない」人は、まずは独学から初めてみることをお勧めします。

※独学方法については後述します。

すでに、「プログラミングに取り組んでいて、プログラミングが楽しい」と思える人は、転職することをおすすめします。

プログラマーはプログラミングが好きな人が多い

プログラマーの多くは「プログラミングが好きな人が多く、時間も忘れて開発をしている」ということが多いです。

筆者も開発作業をするときは、「いつの間にか定時を過ぎていた」という経験が何度もありました。

でも、新卒入社した専門商社で営業をしていたときに「いつの間にか定時を過ぎている」という状態になる程、仕事に没頭したことはなかったと思います。

なぜなら、そこまで仕事が好きではなかったからですね。

プログラマーは、のめり込むほどスキルが上達するので「プログラミングが楽しい」と感じる人であれば、転職しても成功します。

プログラマーへ転職するための手順

ここからは、具体的にどのような手順でプログラマーへの転職を進めればいいかを筆者の経験を踏まえて解説していきます。

転職への具体的な手順

  • その①:まずは3ヶ月独学をする(スクールへ通うのもあり)
  • その②:余裕があればポートフォリオを作る
  • その③:転職活動をする

これだけです。めちゃくちゃシンプルですね。

順番に解説していきます。

その①:まずは3ヶ月独学をする(スクールへ通うのもあり)

まずは、プログラミングを3ヶ月独学しましょう。

すでに3ヶ月以上独学を続けている人は、読みとばしていただいてOKです。

プログラミングの独学方法を知りたいといった方には、別の記事で紹介しているので是非ご覧ください。

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費用が確保できていれば、プログラミングスクールへ入ると転職活動がスムーズ

費用さえ確保できているのであればプログラミングスクールに通うというのもありです。

転職サポートまでついているスクールが多く、プログラミング学習から転職までアドバイスをもらえるので、初心者の方でも悩みを解決しながら転職を実現することができます。

また、30代未経験から転職を考えている方はスクールに通った方がいいです。

プログラマーは「若さ」が非常に重要な職業なので、転職までに時間を費やさないということが必須です。

別の記事でおすすめのプログラミングスクールを3つだけ紹介しているので、気になる方は是非ご覧ください。
※どれも実績のあるスクールなので、紹介する3つのスクールから選んでおけば間違いないです。

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独学を続けるより、仕事でプログラミングをする方が学びが多い

ちなみに、いつまでも独学をするのはなしです。

独学で身につけられることなんてたかが知れています。

筆者は4ヶ月独学したのですが、独学の4ヶ月より実務の1週間の方が濃厚で学びが多かったと実感しました。

実務ではセキュリティやサーバー負荷を考えなければいけないのですが、これらを独学で経験するのはほぼ無理だと思います。

なので、いつまでも独学を継続するのではなく3ヶ月くらいあれば基礎に関しては学習可能ですので、基礎学習が終わったら転職を開始しましょう。

その②:余裕があればポートフォリオを作る

もし、余裕があればポートフォリオやオリジナルサービスを成果物として作っておくと、なおいいです。

なぜなら未経験からプログラマーへの転職する際に、面接で多くの人が「独学してました」と言うのですが、「独学でどのレベルまでのことができるようになったか?」を客観的に証明するものがないんですよね。

これでは、面接官は「未経験からの入社だが、今後に期待できる人材か?」の判断が難しいのが実際のところです。

したがって、しょぼくてもOKなので自分ができることを盛り込んだ成果物を作っておくと、面接官に独学の実績を証明することができます。

ただ、成果物作りに時間をかけて転職活動が遅れると、本末転倒なのでそこはバランスを見ながら判断をしましょう。

判断基準は以下です

成果物はなくても転職できるが、あった方がベターなので、2週間以内で何かしらの成果物を作れるレベルなら作るべき
2週間以上かかっても作れる見込みがないのであれば、スキルが未熟な状態なので成果物なしで「熱意」を押し通す

その③:転職活動をする

転職するには企業研究が必須です。

企業研究する際に、未経験からの転職の時に「未経験可!綺麗なオフィスで働ける!」みたいなことを書いていて、リア充っぽい写真を貼っている企業は要注意です。

これらは客先常駐企業がよくやる手法ですね。

実際働く場所は、お客様の現場なので「オフィスが綺麗だろうが関係ない」です。

転職エージェントを利用すると優良企業を見つけやすい

実は「未経験可」という記載がない企業でも未経験からの転職は可能な場合があります。

こういった求人は優良企業の場合が多いのですが、転職者が自分で見つけるのは難しいです。

したがって、プログラミングスクールなどで転職支援を受けていない人は転職エージェントを使った方がいいです。

別記事で転職エージェントを使うメリットと、IT関連に強いエージェントを紹介しています。

実際に私が転職した時の満足度も記載しているので是非お読みいただければと思います。

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まとめ

今回は、「文系・理系」はプログラマーに関係ない!という話から、プログラマーになるための具体的な転職手順を解説してきましたがいかがでしょうか?

プログラマーに転職したいという方に、当記事が有益な情報となれば幸いです。

記事内で別記事のリンクを多く貼っていたので、再度こちらに貼っておきます。

プログラミングの独学方法を知りたい人向け

 

おすすめプログラミングスクールを知りたい人向け

 

転職エージェントの利用を考えている人向け

 

転職してからスキルが上達する期間の目安を知りたい人向け

 

他人が書いたソースコードの読み方を知りたい人向け

もし、私にお力に慣れることがあればTwitterのアカウントを載せておくので、ご連絡いただければと思います。

Twitter@Aj2aPjQq9bYpoOe りょうすけ

DMOKです。

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