このような疑問に答えていきます。
早速結論です
例外はあるけど、未経験からのエンジニア転職ならポートフォリオを作ってもほとんど意味がないしマイナスに評価されてしまう場合もある!
「例外はあるけど」と書いたようにポートフォリオを作った方が良い人もいるのですが、多くの場合はあまり効果がありません。
例外とはどんな場合か?ほとんど効果がないのはなぜか?という理由を解説していきます。
最後には「では何をすべきか?」まで解説しているので未経験からエンジニアへの転職を考えている方は是非読んでください。
当記事の内容
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デザイナー志望でなければポートフォリオはあまり意味ない
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そもそも未経験から転職者に技術力は求められていない
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未経験からエンジニアになるならポートフォリオより若さが最も大切
この記事を書いているのはこんな人
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文系大学卒業後、専門商社へ入社
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将来性のあるITエンジニアに興味を持ち、4ヶ月独学して開発エンジニアとして転職
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現在はWEB系開発のプロジェクトリーダー
Contents
デザイナー志望でなければポートフォリオはあまり意味ない
あなたの志望はデザイナーでしょうか?それともエンジニアでしょうか?
もしエンジニア志望であればポートフォリオを作成しても転職にそこまでいい影響はありません。
そもそもポートフォリオを作る意味は?
ポートフォリオとは「これまでの実績を誰かに見せるときに分かりやすくまとめた資料」のことです。
注意ポイント
なので経験があるデザイナーであれば過去に「〇〇と△△のサイトを作りました」というような実績があり、それをまとめるのがポートフォリオです。
そもそもエンジニアの場合は作ったシステムについて守秘義務などがある場合が多く、ポートフォリオに載せることすらできないんですね。
したがってポートフォリオは「実績がない人が作るものではないし、エンジニアの場合は作れない場合が多い」んですね。
Twitterやインスタのクローンなら誰でも作れるしコピーだってできる
未経験でも「勉強したときに作ったアプリをポートフォリオにすれば?」という考えもあるかと思います。
ただ、面接官は見飽きてます。皆んな同じようなTwitterクローンアプリなどをポートフォリオにするからです。
独自性がないチュートリアルのコピーアプリを見せられても、その人の実力の証明にはならないんですね。
自分で作ったサービスなどがあるならポートフォリオをにした方がいい
例外としてエンジニアでもポートフォリオを作った方がいい場合もあります。
例えば過去に自分が作ったサービスがあり、それでお金を稼いだりしている場合です。
そのような「実績」は積極的にアピールした方が良いです。が、未経験からの転職であればあまり現実的でないかなと思います。
中途半端のものなら出さない方がいい
「とりあえず作ったものを見せる」という考えはやめた方がいいですよ。
現場のエンジニアが面接管を担当することもあるのですが、エンジニアはバグ探しのプロです。
中途半端なものを見せてもバグがボロボロでたら「人に見せるものをしっかりチェックしない人なんだな」と判断されかねません。
なので人からお金を取れるレベルのサービスを作れる人以外はマイナスな印象を与える場合があるんですね。
そもそも未経験からの転職者に技術力は求められていない
ポートフォリオは過去の実績を表すものだと説明してきました。
注意ポイント 未経験者を募集している企業はそもそも転職者に技術力を求めてません。
できるに越したこはないんですけど独学やプログラミングスクールを出たくらいじゃ、現場ではほとんど何もできません。
未経験に求められるのは将来性があるか?どうか
未経験からの転職者に技術力は求められませんが「将来性」は求められます。
将来性とは「教育すれば今後数年で活躍してくれそうな人か?根気よく続けてくれそうか?」です。
未経験でも雇うということは教育が前提となります。
教育した結果、教育コストを上回ってくれそうな人材かどうかは非常に重要なんですね。
コミュニケーション能力が高いと評価が高い
エンジニアでコミュニケーション能力が高いとかなり好印象です。
エンジニアの仕事はプログラムを書くことだけでなく上司や顧客への「報告・連絡・相談」も必要です。
ですが、エンジニア全体を見るとコミュニケーション能力が低い人が多いんですね。
コミュニケーション能力とは面白い話をすることではなく相手が何を求めているかを察する能力です。
このように「できない人が多い事」ができると相対的に評価が高くなります。
最低限の勉強は必要
未経験だからといって「勉強しなくて良い」というわけではありません。
極める必要はないのですが、プログラミング言語や基礎については勉強をしたことがない人が「頑張ります」と言っても信用できないですよね。
面接の時には具体的にどのような学習をしたのか?を答えられると良いかなと思います。
例えば以下のような感じ
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Progateを使ってJavaScriptについて学習した
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教材を買ってJavaを勉強した
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実際に簡単なアプリを作って基礎を定着させた etc
方法はなんでも良いのですが、まずは「入社後も自分で勉強を継続できる」ということをアピールできるようにしておくのが良いです。
未経験からエンジニアになるならポートフォリオより若さが最も大切
未経験からエンジニアに挑戦する場合はポートフォリオ作成より「若さ」が重要です。
未経験からの募集をしている企業は即戦力より「長期的に見て数年後に活躍してくれるか?」を重視しています。
未経験の業界に飛び込むということはこれまでのキャリアを捨てて新しくやり直すということなので、早ければ早い方が良いんですね。
給料は一時的に下がると思った方がいい
他の業界でも同じですが、未経験の業界に転職するなら給料は下がると思った方が良いです。
即戦力級の実力があったり、数学の博士号を持っていてセキュリティのアルゴリズムを構築できるなどの輝かしい実績がある人以外は未経験の業界でもこれまでの給料を維持するのは難しいです。
特に歳を取れば取るほどです。
給料については転職エージェントを使うことで多少解決できたりします。理由としては転職者が受け取る年収が高ければ高いほどエージェントが得するので、少しでも高待遇になるように交渉してくれるからですね。
詳しくは以下の記事で紹介していますのでご覧ください。
ちなみに僕が転職する時に使ったエージェントでおすすめは以下です。
おすすめのIT特化エージェントはこちら
PLやPMは20代・30代が多い
現場でプロジェクトを指揮している人は20代から30代くらいまでの「社内でもできる人」がほとんどです。
なので年下の上司がいたり、新卒入社の人と同じように「1年目」として扱われることがあります。
これって年齢が上になればなるほどしんどいかなと思います。
そういった人と自分にギャップをなるべく感じないためにも未経験からの挑戦は早い方が良いんですね。
準備期間が長すぎると自分が辛くなる
未経験から転職する人で下記のように考えている人が結構います。
転職は即戦力だから実力をしっかりつけてから転職したい。
この考えはやめた方が良いですよ。未経験の人は即戦力にはならないです。
ぶっちゃけ独学やプログラミングスクールで学べる内容ってめっちゃ薄いです。
だったら開発現場で「実際に使う知識」を学んだ方が効率が良いんですね。
だから準備期間が長いほど現場で生きた知識を学んでいる若い人が増えてしまうだけなので、若さが大事というわけです。
ポートフォリオを作っている時間があれば企業研究した方がいい
未経験からの転職で時間をかけるべきなのは「企業研究」です。
技術の勉強も大事なんですが、それは転職先が決まってからでも遅くありません。
でも一度入社したらしばらく続ける企業の選定は慎重になった方が良いです。
企業研究のやり方は以下が代表的かなと思います。
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転職サイトで求人を探す
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転職エージェントを使って自分が希望している求人を探してきてもらう
転職エージェントは絶対使った方がいい
転職するならエージェントは絶対使った方が良いですよ。
理由は以下です
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IT業界に特化しているので履歴書だけでなくスキルシートについてもアドバイスをくれる
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希望を伝えるだけで非公開求人などをたくさん紹介してくれる
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面接で言い忘れたことなども面接後にエージェントから伝えてくれる
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採用が決まった後の給与交渉もエージェントがやってくれる
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上記の全てが無料
これだけメリットがあるのに無料なんだから、もはや使わない理由がないですよね。
僕が転職時に使って満足度が高かった転職エージェントのリンクを貼っておきますね。
まとめ
当記事では「未経験からのエンジニア転職でポートフォリオは必要か?」というテーマで書きましたがいかがでしたでしょうか。
未経験からの転職はかなりの勇気が必要ですよね。
転職を考えている人って「今の職場に不満がある人」が多いんじゃないかなと思います。
特にエンジニアへ転職したい人の場合は「今の仕事の将来性が不安とか、自由のなさが不満」といった意見がある人が多いです。
これらの不安や不満を解決するには行動するしかないんですね。
僕も上記に挙げたような理由で未経験からエンジニアに転職をして今では年収も上がったので、勇気を出して転職をして良かったなと思います。
よく使われる言葉ですが「今日があなたにとって最も若い日」です。
当記事があなたの行動の第一歩になれば幸いです。
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