将来性のある仕事なのか知りたい!
このような疑問に答えていきます。
早速結論です。
プログラマという仕事は今後も残ります。無くなるとしてもプログラマの仕事以外が全て自動化されてからなので安心してください。
ただ注意点があります。
注意ポイント
それは「需要のあるプログラマとそうでないプログラマの差は開いていく」ということです。
当記事では今後必要とされる「需要のあるエンジニアの特徴」と「ホワイト企業への転職方法」などを紹介していくので是非最後までお読みください!
本記事の内容
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プログラマという職業は今後も残る
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今後も需要のあるプログラマになるには
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ホワイトなIT企業の見つけ方
この記事を書いているのはこんな人
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文系大学卒→エネルギー関係の商社に営業として入社(約1年半)
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IT業界に興味を持ってSES企業に転職(約1年2ヶ月)
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社内開発をしたいと思って自社・受託開発企業に転職(現在)
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現在はWEB系開発のプロジェクトリーダー
Contents
プログラマという職業は今後も残る
プログラマは今後も残ります。これは断言できるかなと。
断言できる理由を解説してきますね。
AIを作っているのもプログラマ
「プログラマの仕事がAIなどに奪われていく」という情報を見て、プログラマの仕事がなくなるのではないか?と考えている人が多いかなと思います。
ただ、そもそもAIを開発しているのもプログラマです。
プログラマの仕事が自動化される頃には「他の全て仕事が自動化されているんじゃないか」というのが僕の考えです。
WebシステムでもAIに開発させるのはまだまだ先
「AI開発なんて自分には無理。。普通のWebシステムが作りたい」という人もいると思います。ぶっちゃけAIのできる範囲ってまだ結構狭いですし、作れたとしてもAIが作ったシステムが使いやすいかどうかは別問題です。
簡単なホームページくらいならサクッと作れるかもしれませんが、業務的な知識が必要なシステム開発ができるAIはまだまだ先かなと。
結局は「お客さんが満足できるものが作れるか?」が重要なので、顧客のニーズも汲み取ることができるAIが開発されるまではAIに置き換わることはないかなと思います。
マーケティングから開発・デザインができるAIができたら仕事はなくなるかもしれない
例えばホームページ1つでも、時代と共に求められる機能や見た目は変わります。
高齢な人が多くなれば「文字が大きくて分かりやすい」というニーズが高まりますが、逆に若い人向けなら「見た目が綺麗で使いたくなる」というニーズが高まります。
また「何が分かりやすいか?何が綺麗か?」って時代や人によって変わりますし、どの年代・性別をターゲットにしたホームページなのかで全然作るものって違いますよね。
このようにマーケティングから開発まで全てを自動化できていたらプログラマの仕事がなくなるというのもわかりますが、そんな時代が来るのはまだ先かなと。
コードを書けるのが当たり前になるかもしれない
プログラマの仕事がAIに変わるのはまだ先かなと思います。
しかし「誰でもプログラムできる」という時代は来て、今後も残ることができるプログラマは減るかもなと思います。
理由としてはプログラミング教育の必須化が実施されるのはご存知かと思います。なので全員ができるようになるとまでは思わないですが、今の小学生が社会人になる頃にはプログラムへの理解がある人口が増えるのかもなと思います。
現在(2021年)でも需要がある人と需要がない人は二極化している
実は将来の話をせずとも、2021年現在でも需要のあるプログラマとそうでない人はすでに二極化しています。
少し僕の話をさせてください。
僕は主に自社開発でPLとしてプロジェクトの運用や進捗管理、設計・コーディングをしています。
プロジェクトを進めていく中で社内の部下やSES・フリーランスの人にも手伝ってもらうことがあるのですが、言葉を選ばずに言うと「使える人と使えない人」はハッキリ分かれています。
社内の部下だったら育てますが、SESやフリーランスの人なら速攻で契約終了をする感じですね。
なので、今後も市場から需要を獲得できるエンジニアになるためには「使える」側にならないといけないわけです。
そのためにはまず「使えない人」がどういう人なのかを知る必要があります。
今後も需要のあるプログラマになるには
注意ポイント
多くの人が勘違いしているのがプログラマに最も大切なのは「技術力」だと思っていることですね。
断言しますがプログラマにとって最も大事なのは「コミュニケーション能力」です。
ここを勘違いしていると、どれだけ勉強を頑張ってもクライアントから需要のあるプログラマにはなれません。
プログラマにもコミュ力は必要
結局どの仕事でもコミュ力が最も大切な能力なんですね。
コミュ力に自信が無いと言う人も安心してください。
仕事で必要なコミュ力は限られています。
そもそもコミュ力とは?
プライベートのコミュ力を高めて面白い話をするのは難しいかもですよね。
ただ、仕事で求められているコミュ力を高めるのは「めっちゃ簡単」で、下記3つを意識するだけです。
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報告 (起きた事実を客観的に正しく伝える能力)
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連絡 (重要な情報を的確に伝える能力)
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相談 (自分では判断できない事象の対応方法を提案する能力)
誰でも知っている「報連相」ですが、これができないエンジニアがめっちゃ多いんですね。
報連相できる人できない人の比較
例えば以下のような場合です。
機能を追加実装するときに、設計の不備による既存の不具合を見つけたときの対応方法の違い
報連相できるプログラマの場合
既存の不具合があると相談したうえで、自分が考えている対応方法を提案する。
その提案がOKなら設計書を修正してから実装を開始し、本来の機能追加が終わったら報告する。
報連相できないプログラマの場合
既存の不具合を報告せずに勝手に不具合を修正する。
実装が終わったら報告をするが勝手に変更した修正が他の機能への悪影響を起こし、結果的に他の人が正しい修正をして工数が想定以上にかかってしまう。
報連相ができないプログラマの人が経験の少ない人だったとしても許されません。
注意ポイント
なぜなら「技術力の優劣」ではなく「報連相」ができていれば、上司が適切な判断をして時間を無駄にすることなく対応できた問題だからです。
コミュ力が低い人が多いので評価されやすい
確かに営業職などと比較するとプログラマに求められるコミュ力は低いかもしれません。
ただ、プログラマにだって必要最低限のコミュ力は必要です。
でも簡単な「報連相」さえできない人が多いので、「報連相」ができるプログラマは結構上位に位置できます。
上司や顧客はいつも「情報」を欲しがります。
ポイント
技術力を高めるのも大事ですが、上司や顧客から何を求められているかを理解し適切に報連相をできることが信頼に繋がり「需要のあるプログラマ」として評価されます。
ホワイトなIT企業の見つけ方
評価されるプログラマの特徴を書いてきましたが、そもそも正しく評価してくれるホワイトIT企業に入らないとダメですよね。
ここからはホワイトなIT企業を見つけるコツを紹介していきます。
ホワイトIT企業を見つけるコツ
ホワイトなIT企業を見つけるために守るコツは以下です。
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なるべく若いうちにプログラマになること
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転職先が決まるまで今の仕事を辞めないこと
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転職エージェントを使うこと
順番に解説していきますね。
なるべく若いうちにプログラマになること
めちゃくちゃ勉強してからプログラマになろうとする人がいますが、やめた方がいいです。
正直プロゲートやって、しょぼいWebサイトを作れるレベルまでの基礎ができていれば転職のタイミングとしてはOKです。
理由としてはホワイト企業は「長期雇用」を視野に入れているので、あなたがどれだけ若いか?を重要視します。
しかも独学でやれるレベルの勉強なんて実務では全然使えないですし、どれだけ時間をかけても無駄といえば無駄です。
注意ポイント
加えて企業側は未経験からの転職希望者に対して技術力なんか求めていないんですね。
それなら基礎だけ勉強してなるべく若いうちにIT業界に足を踏み入れて「若さ」を利用して転職時の面接を有利に進めるべきです。
転職先が決まるまで今の仕事を辞めないこと
ホワイト企業探しと関係ないように思うかもですが、転職先が見つかるまで今の仕事を続けることはかなり重要です。
なぜなら、仕事を辞めてから次の仕事を探すのは精神的に負担がかかり、最終的に転職先を適当に選んでしまう可能性があるからです。
また、仮に貯金に余裕があって納得いくまで転職活動を続けることができたとしても、転職活動に時間がかかり過ぎると経歴のブランク期間が長くなってしまい、面接官から良い印象を持たれなくなります。
なので心に余裕を持った状態で丁寧に転職先を選定するためにも今の仕事を辞めずに企業探しに取り組むことが大切です。
転職エージェントを使うこと
ホワイト企業を探したいなら転職エージェントは必ず使ってください。
これは約束して欲しいです。
理由は以下です
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IT業界に特化しているので履歴書だけでなくスキルシートについてもアドバイスをくれる
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希望を伝えるだけで非公開求人などをたくさん紹介してくれる
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面接で言い忘れたことなども面接後にエージェントから伝えてくれる
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採用が決まった後の給与交渉もエージェントがやってくれる
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上記の全てが無料
これだけメリットがあってしかも無料なので、もはや使わない理由はないですよね。
僕も転職時にはエージェントを使ったのですが、その中でも使ってよかったなと思ったのは以下のエージェントです。
筆者おすすめのIT特化転職エージェント
それぞれの転職エージェントの違いについては下記の記事で紹介しているのでご覧ください。
まとめ
今回は「プログラマの今後」について解説してきましたがいかがでしたでしょうか!
どの仕事においても必要とされる人とそうでない人は二極化している印象です。
特にIT業界は人手不足と言われているので勘違いされやすいですが、人手不足だからといって誰でもOKと言うわけではありません。
市場から求められる人材はどういう人なのか?を考え、求められる人材になれるように努力をしていくことが必要です。
ただ、努力することももちろん大切なのですが努力する方向を間違えないことも重要です。
注意ポイント
とはいえ「どのような人が市場価値が高いのか?」を自分で判断するのも難しいので、この辺はプロに聞いてしまうのが良いかなと思います。
僕は転職エージェントに聞くのが良いかなと思いますが、知り合いに採用担当などのコネがある人はその人に聞けばOKかなと思います。
一応僕が使って満足度の高かった転職エージェントを載せておきますね。
筆者おすすめのIT特化転職エージェント
当記事が皆さんの行動の第一歩になれば幸いです。